さくっと!資格データ〜看護・保健分野について〜
出典元:ライオン企画刊『医療・福祉系 資格試験結果 速報号』(2021年)より
合格率は9割以上と上昇傾向
保健師は、保健所などに勤務し、人々の健康指導を行います。保健師になるには、看護師学校を卒業後、保健師学校で1年以上学び、まず国家試験受験資格を得る必要があります。 近年、卒業時に国家試験受験資格が得られる看護系大学も増えています。ただし、仮に保健師国家試験に合格して、看護師国家試験で不合格になった場合は、保健師の免許も取得できません。保健師カリキュラムが選択制になったことにより2016年より受験者数は減少傾向です。
看護師免許の取得は必須だが 国家試験合格率は高水準
助産師は、主に妊産婦のケアやお産の介助などを行います。 国家試験の合格率は、過去には例外的に低い年度もありましたが、ここ数年は98〜99%台と高水準です。 この資格を得るには、保健師と同様に、看護師免許が欠かせません。高校卒業から取得するまでは、やはり最短でも4年必要です。 なお、この資格は、女性のみが取得可能です。
免許は所定科目修了で 取得できるが、採用試験は難関
養護教諭は、小学校・中学校・高等学校などで、「保健室の先生」として、主に児童・生徒の健康管理に携わります。免許は、大学や短期大学で所定科目を修了すれば取得できますが、先生の職に就くには、教員採用選考合格が必要です。 2020年度の全体(全国)の公立学校採用選考競争率は、6・5倍でししたが、近畿では10倍を越える県市が複数あります。
今回は保健師・助産師・養護教諭についての紹介でした。次回は薬剤師についてデータを交えて配信します。
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