さくっと!資格情報〜看護・保健の資格②〜

出典元:ライオン企画刊『人を笑顔にする仕事BOOK』(2021年)より


在宅介護支援から育児支援までおこなう

地域に密着した健康管理のアドバイザー。


●仕事の内容

看護師が主に病気の治療をサポートするのに対して、地域に住む住民の保健指導や健康管理をおこなうのが主な仕事。保健所・保健センターなどでの集団検診や母子保健活動などのほか、事業所で働く人々の健康管理などもおこないます。


●資格の取り方

看護師養成学校卒業後、文部科学省または厚生労働省指定の保健師養成学校で1年以上の専門課程を修了すれば国家試験受験資格が得られ、合格すれば資格が取得できます。卒業と同時に受験資格が取得できる4年制大学も増えています。


安心して分娩できるようにサポートする

お産や育児のプロフェッショナル。


●仕事の内容

主に病院に勤務し、妊産婦や新生児への保健指導、お産の介助、出産後の新生児や乳児のケア、育児指導などをおこないます。活躍の場は、病院や診療所などのほか、助産施設、保健所・保健センター、母子健康センターなどがあります。


●資格の取り方

看護師養成学校卒業後、文部科学省または厚生労働省指定の助産師養成所で1年以上の専門課程を修了すれば国家試験受験資格が得られ、合格すれば資格が取得できます。卒業と同時に受験資格が取得できる4年制大学も増えています。


児童・生徒の健康管理や学校の衛生管理を

おこなう保健室の先生。


●仕事の内容

小学校・中学校・高等学校などにおいて、ケガや病気の救急処置、児童・生徒の健康管理、学校全体の衛生管理などを担当する、いわゆる「保健室の先生」。その仕事は多岐にわたり、最近では心の健康に気を配ることも重要になっています。


●資格の取り方

大学や短大などで、所定科目を修了すれば、資格が取得できます。養護教諭1種免許状を取得できるのは、大学の教育学部、看護学部、保健学部、体育学部などがあり、養護教諭として働くためには教員採用試験に合格する必要があります。


むし歯や歯周病予防、歯科診療の補助をおこなう

歯科保健医療の担い手。


●仕事の内容

歯科医師の指示に従い、むし歯や歯周疾患の予防、歯科保健指導、歯科診療の補助などをおこないます。主な職場は歯科診療所や病院ですが、歯科保健指導は、保育所・幼稚園、学校、保健所、各種福祉施設、企業など広範囲にわたります。


●資格の取り方

大学や短大(3年間)の口腔関連や歯科衛生関連学科など、または厚生労働省指定の歯科衛生士養成施設を卒業すれば国家試験の受験資格が得られます。国家試験は年1回実施され、合格率は毎年90%以上の高い数字となっています。


今回は保健師・助産師・養護教諭・歯科衛生士の資格についての紹介でした。次回はリハビリについて配信します。


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