保護者のための進学情報 〜進学の基礎知識〜
出典元:ライオン企画刊『保護者のための大学進学ガイド2021』より
時代の流れとともに、進学を取り巻く環境は大きく変化し、
現在の大学教育は、保護者の学生時代とは大きく様変わりしています。
進学について子どもと一緒に考え、的確なアドバイスができるように、
まずは今の進学について、しっかり理解をしておきましょう。
高校卒業後の進学ルートとしては、従来の大学・短期大学・専門学校の3つに加え、
「専門職大学」という新区分が創設されました。
ゼミに所属して自分の研究テーマに取り組む
文学や経済学、社会学、理工学など、興味のある学問分野を幅広く学び、特に関心のあるテーマについて専門的に研究します。修業年限は4年で、一般的な学び方としては、まず1〜2年次に教養教育科目と専門科目の基礎を学び、3〜4年次に専門科目を深く学びます。またゼミに所属し、自分の研究テーマに取り組みます。概して広いキャンパスを持ち、広範囲の部活動を通じて、いわゆるその後の人生の糧となるキャンパスライフを味わえます。なお医学部、歯学部、獣医学部、薬学部(薬剤師養成課程)の修業年限は6年です。
2 〜3年間という短期間で、知識と技術を修得
2年間または3年間という短い期間で、知識と技術を身につけたい人向きです。大学と同じく公立と私立がありますが、ほとんどは私立です。修業年限が大学の半分であるにもかかわらず、卒業までに学ぶ内容はかなり多く、密度の濃いカリキュラムになっています。学問的な深さでは大学に及びませんが、目的のはっきりした人向きの進路でしょう。大学に併設されている短期大学も多く、大学と同様にキャンパスライフを楽しめます。また、近年では編入枠を設ける大学も増えており、編入へのサポート体制を強化する短期大学も多くなっています。
実践技能中心に学び、資格取得も積極的
「専門課程」を設置する専修学校のことで、就職を前提とした実践的な教育を行います。修業年限は1年~4年で、主流は2年間です。短期大学との大きな違いは、幅広い素養を身につけるための一般教養科目がないことです。また、短期大学は理論と実践技能を合わせて学びますが、専門学校は実践技能中心に学びます。資格の取得にも力を入れているのが大きな特徴といえます。
職業訓練を行う新区分が創設
学校教育法が一部改正され、平成31年4月1日より実践的な職業教育を行う「専門職大学」という新区分が創設されます。専門職大学卒業時には、大学で与えられる学位と同等の「学士(専門職)」が与えられることになります。
今回は高校卒業後の進学ルートついて紹介しました。次回は「志望校の決定」について配信します。
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