17JOSHI☆COLLEGE 大学に行く理由 〜「学ぶ」とは?〜

出典元:ライオン企画刊『大学研究マッチングブック』(2017年)より


大学が、本来どういう場所か、考えてみよう

大学がどういう場所か理解していなかったら、大学に行く意味も見出せない。「学ぶ」とは、なんなのか、なにを学ぶのか、「学ぶ」となにが身につくのか、よく考えてみよう。


大学は、本来

より広く深く学ぶ場

 「なぜ、大学に行くのか」、本来的な意義としては「より広く深く学ぶため」いうことだろう。  だが、多くの高校生が、「就職のため」に進学しているというのも事実だろう。また受験からようやく解放されて、「大学で自由な時間を満喫したい」という人も少なくないだろう。もちろん、「より広く深く学ぶため」に、また「これを学びたい」と明確な目的意識をもって大学に進学している人もいるだろう。しかし、残念ながらそれらが少数派であることは、たぶんまちがいない。  このような状況のなかで、大学でみんなが主体的に学び、成長していくということを期待することはかなり難しいだろう。また、多くの人が期待する就職への効果という点では、確かに採用試験や入社時には、「大卒」という肩書はある程度の期待がもてるかもしれないが、入社した後は、継続的に「学ぶ」姿勢が身についてなければ、その効果は急激に失っていくだろう。  高校生が大学進学を考える際に、大学で学びたいテーマが見つかっていて、その学びを深めていく場として、もっともふさわしい大学選びをすることが理想である。だが一方で、高校生の段階で、そこまで学びの方向性を決められる人はあまりいないだろうし、ましてや高校2年の段階では、ほとんどがすでに文系か理系かの選択を迫られているのが現実である。なかには高校までの教科の好き嫌いで、文系と理系を選んでいる人もきっと多いはず。しかし、そんな感覚的な判断だけで、将来の進路が決められるはずもない。  このように、大学の本質を理解できていない高校生に、「なぜ、大学に行くのか」という問題に対して、答えをみつけることができるのだろうか。


「自分探し」が

大学選びの出発点

 だから最近では、自分が将来なにに関わっていきたいのか、自分の興味の先にはなにがあるのか、という「自分探し」のために、大学に進学する人も、かなり見られるようになっている。  大学でもこの状況に対応して、幅広い分野を横断的に学ぶことができる総合・学際系、教養・リベラルアーツ系の学部を設けたり、あるいは全学共通科目やキャリア関連科目を充実させたり、さらに大学間、学部・学科間での相互履修の機会を増やすなどの体制が整えられるようになっている。そうすることで、大学で自分の居場所を見出し、本当に学びたいことを学ぶことができるようになりつつある。  このように現代の大学は、学ぶことの意義や、学びたいことを見つけられる場所と機会を提供する役割をはたすようになっている。しかし、そのためには、学生自身が自分の学びたいことを探すという主体性が必要であることを理解して、それが可能となる大学を探さないといけないわけだ。

今回はStep.1の紹介でした。Step.2・3については、次回に配信します。

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