16JOSHI☆DATA 〜進学の基礎知識〜

出典元:ライオン企画刊『OPEN CAMPUS PRESS』より


知っておきたい「大学入試改革」(2)

2019年度(2020年1月)の実施を最後にセンター試験が廃止され、高校2年生の皆さんが受験する 2020年度からは「大学入学共通テスト」(以降、共通テスト)が行われます。 間近に迫った大学入試改革。「何がどう変わるのだろう?」と不安に思う人も多いことでしょう。 いまのところ各大学の対応もさまざまです。オープンキャンパスで確認しておくことをお勧めします。


大学入学者選抜改革により、2021年1月から「大学入学共通テスト」が始まります。共通テストはこれまでのセンター試験と同様、1月中旬の2日間に実施されますが、大きな変更点としては、「記述式」問題が導入され、英語科目で「民間の資格・検定試験の併用」により4技能が評価されます。出題科目に関しては、今の学習指導要領で学んでいる生徒が受験する2023年度まではセンター試験と同様の6教科30科目、次期学習指導要領で学ぶ生徒が受験する2024年度以降は簡素化される予定です。


2020年度から共通テストがスタートする「大学入試改革」ですが、各大学の個別テストはまだまだ試行錯誤状態です。大学入試改革の目的は、“「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度(主体性・多様性・協働性)」をさまざまな角度から評価しよう"というものですが、これまでの「知識・技能」の評価を中心とした試験とは、試験内容も大きく異なってきます。共通テストの英語では、4技能の測定に民間の資格・検定試験が活用されますが、各大学の個別試験でも英検やTOEFLなどのスコアの活用が広がっています。ただし活用方法については一律ではなく、一定のスコアを出願資格とする大学もあれば、スコアを合否判定の一部として利用する大学もあります。徐々に導入は広がりつつあるものの、まだまだ手探り状態です。


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